極度の冷え性 胃腸が弱い 婦人科疾患の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
35才女性
もうすぐ師走に入るころに来店されたこの女性は、「冷え症がひど過ぎるので、何とかして欲しい」と訴えます。
寒くて仕方がないので、布団にくるまりますが、一向に体が温まらないそうです。
この冷えは尋常ではないとご主人に促され、当店に相談することに。
もともと胃腸が弱く、常に胃痛を感じます。まだ幼いお子さんを2人抱え、育児にも支障を来しているようです。
見た目にはとても元気そうに見えるのですが、症状を聞いていくと婦人科疾患に絡む諸症状がいくつかありました。
まず、体は「気」の温煦作用によって温められます。「気」の源は「脾胃」にありますので、弱い胃腸から元気を増していきました。
翌月には、ガタガタと体が震えるような冷えは遠のき、痩せていた体にも変化が見られ、体重が2kgほど増加しました。
第一印象は、何かに少し怯えているような不安感が前面に出た表情をしていました。
よくよく聞けば、婦人科疾患が強く、それは産後から続いているようでした。
きっと産後の肥立ちが悪かったのでしょうね。女性にとって、産後は将来の体調を占います。
今では誰も言わなくなりましたが、産後100日間はゆっくり休んでストレスや無理は避けましょう。
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